春の花がたくさん咲いてきているので、上を見ることが多いと思います。しかし、私たちの足元にも春がやってきています。
道を歩いていると、つくしが顔を出していました。この時期にだけ生えているつくしは、見ても楽しめますし、食材としても古くから使われています。地域によってつくしを食べるところと食べないところがあるみたいです。つくしを食べたことあるかで出身地を当ててみるのも面白いかもしれませんね。ちなみにですが、香川はつくしを食べる地域です。
皆さんは、つくしの正式名称をご存じですか?
正式には「スギナ」と呼ばれる雑草で、つくしと呼ばれているものはスギナの胞子茎になります。春になって胞子を飛ばし終わったら枯れていきます。写真のつくしも先端が開いているので、そろそろ終わりかなという頃です。このような小さな植物にも温暖化は影響を与えます。地球に優しい行動をこころがけて、小さい植物たちも守っていきたいですね。
(公社写真部・アコ氏撮影)