これはなんだか知ってますか?コキアという植物です。
春夏は緑の球状で、まるで大地に咲くマリモのようなものですが、秋も深まると写真のように紅葉します。茎を乾燥させて束ねると箒になるので、ほうき草とも呼ばれています。
このコキアの小さな粒々の実を脱穀して加工すると…
畑のキャビアといわれる「とんぶり(秋田県の特産物)」になります。昔、飢饉に瀕した秋田県比内地方の人たちが、ほうき草の実を何とか工夫して食べられるように加工したのが始まりだそうです。
かわいいコキアで作ったほうきを使用すると
・手軽に掃除ができる
・掃除機を使わないので電気代がいらない
・細かいところまで掃除がしやすい
というメリットがあります。
それに何といっても、「魔女の宅急便」みたいに空を飛べるかもしれませんね(笑)
(公社写真部撮影)