小豆島の最南端・三都半島にある「地蔵崎灯台」。瀬戸内海国立公園の一つである釈迦ヶ鼻園地に指定されており、浜辺には地名の由来にもなっている石造釈迦座像があります。ここからは大小さまざまな船が行きかう様子が見られます。その景色は絶景で、四国十景・讃岐百景に指定されています。皆さんも小豆島にお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。
海の道標として多くの船を導いてきた灯台ですが、世界では消滅の危機に瀕しているところがあります。地球温暖化によって海面が上昇してきていることは、以前ご紹介したと思います。その影響で、海際にある灯台が海に浸かってきている例もあります。海のシンボルとして人々に親しまれてきた灯台を、後世の人たちに残すためにも、みんなで力を合わせて地球に優しい行動を心掛けていきましょう。
(二ノ宮博之氏撮影)