今や知らない人はいないとも言えるくらい有名になった天空の鳥居。
では、砂浜の鳥居はご存じでしょうか。
直島の琴弾地海水浴場にある「恵美須神社の鳥居」。こちらは砂浜にある鳥居で、鳥居からは瀬戸内海を一望することができます。注目すべきは、その高さ。鳥居といえば、上まで手が届かない大きさのものが一般的ですが、ここのは人の背丈くらいになっています。ちなみに、ここに石をのせると願いが叶うとか。みなさんも、願い事をしに行ってみませんか?
日本には、埋没鳥居と呼ばれる鳥居がいくつかあります。それらは、はじめから低く作られていたわけではありません。鹿児島県にある黒神埋没鳥居は、噴火の影響で、そして直島のこの鳥居は、沿岸流による砂の堆積で今の高さになりました。自然の力の大きさを実感できますよね。機会があれば、ぜひ見に行って自然の力を感じてみてください。
(公社写真部撮影)